四柱推命の月柱とは?調べ方や年柱・日柱・時柱との違いを解説

    四柱推命は、生年月日や生まれた時刻から導き出される「命式」により、生まれ持った性格や運命を分析します。なかでも「月柱(げっちゅう)」は、運勢のベースとなる重要な要素です。

    この記事では、月柱の基本的な意味や調べ方を解説するとともに、「年柱」「日柱」「時柱」との違いについても、心より添う男性占い師白惟【シロイ】が解説します。

    目次

    四柱推命の月柱は、その人の生まれた「月」から導き出される柱で、命式の中でも特に重要な位置を占めます。

    月柱は、仕事運や社会運、人間関係を中心に読み解く際に活用され、特に適職や職場での人間関係を占う際に参照することが多いです。

    また、月柱はその人の価値観や行動パターンの基盤を示しており、人生における「安定」を象徴する要素とも言えるでしょう。

    月柱の影響が顕著に現れるのは、30代〜50代の働き盛りの時期とされています。

    この時期の運勢や課題を理解することは、人生設計やキャリア形成に役立つ貴重な指針となり、人生傾向を把握するための第一歩となるでしょう。

    四柱推命の命式には、月柱以外にも「年柱(ねんちゅう)」「日柱(にっちゅう)」「時柱(じちゅう)」が含まれており、それぞれが異なる役割を持っています。

    月柱と年柱・日柱・時柱との違いは、以下の通りです。

    名称出し方影響する範囲影響する年齢
    年柱生まれた年から親や目上の人との関係性0歳〜29歳
    月柱生まれた月から仕事運、社会運、人間関係30歳〜50歳
    日柱生まれた日から結婚生活、恋愛、私生活50歳〜80歳
    時柱生まれた時刻から子供運、健康運80歳以上

    月柱は「働き盛りの時期」に特化している一方で、年柱は幼少期から成人初期、日柱は人生後半のプライベートな側面、時柱は高齢期にフォーカスしています。

    このように、各柱が示す影響範囲と年齢域が異なるため、四柱推命では命式全体をバランスよく読み解くことが重要です。

    自分の月柱を知るためには、四柱推命の命式を作成する必要があります。

    命式は生年月日と出生時刻に基づいて作成され、これにより干支や通変星、十二運星が導き出されます。

    インターネット上に簡易的な命式作成ツールが多数存在しますが、これらのツールは出生時刻を入力できないものや、干支暦の誤差を考慮していないものが多く、正確性に欠ける場合があります。

    人生の重要な決定には、プロの占い師による正確な命式の作成を依頼するのがおすすめです。

    心より添う男性占い師白惟【シロイ】も、四柱推命の命式に基づく鑑定書をお届けしております。オンラインで簡単にご依頼いただけますので、ぜひご活用ください。

    月柱には複数の見方があります。

    ここでは、基本的なものを3つ紹介します。

    干支を見る

    月柱の干支は「十干(じゅっかん)」と「十二支(じゅうにし)」の組み合わせで、基本的な性質を示すものです。

    また、干支の相性や日柱との関係性を見ることで、人生の強みや弱点を深掘りすることが可能です。

    通変星を見る

    月柱の通変星は、その人の仕事のスタイルや成功のパターンを象徴します。

    例えば、「正財」を持つ人は堅実で努力家であり、「偏官」を持つ人はリーダーシップを発揮しやすいタイプです。

    このように、通変星は30代〜50代のキャリア形成や人間関係における重要なヒントを提供してくれます。

    通変星には、下記の10種類があります。

    • 比肩(ひけん)
    • 劫財(ごうざい)
    • 食神(しょくじん)
    • 傷官(しょうかん)
    • 正財(せいざい)
    • 偏財(へんざい)
    • 正官(せいかん)
    • 偏官(へんかん)
    • 印綬(いんじゅ)
    • 偏印(へんいん)

    通変星には、それぞれに特徴があり、命式にどの通変星を持つかでその人の生まれ持った強みや才能がわかります。

    例えば、「独特の個性があり、頭の回転が早い」という性質を表す「偏印」の通変星を持つ人は、芸術家タイプで、ビジネス面でも斬新な発想力を発揮しているケースが多いでしょう。

    十二運星を見る

    十二運星は、月柱における「働き方の傾向」や「人生における試練」を示します

    例えば「帝旺」を持つ人は積極的でエネルギッシュである一方、「墓」を持つ人は内省的で深い洞察力を持っています。

    「死」の十二運星には、「忍耐力があって努力家」という性質があります。

    そのため、物事に真摯に取り組み、精神的にタフで努力を惜しまない人が多いです。派手な行動は苦手ですが、1つの物事に集中して成功を手にするタイプです。

    「死」という文字から、ネガティブなイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、決して悪い星ではありません。

    四柱推命における十二運星には、下記の12種類があります。

    • 胎(たい)
    • 養(よう)
    • 長生(ちょうせい)
    • 沐浴(もくよく)
    • 冠帯(かんたい)
    • 建禄(けんろく)
    • 帝旺(ていおう)
    • 衰(すい)
    • 病(びょう)
    • 死(し)
    • 墓(ぼ)
    • 絶(ぜつ)

    十二運星の解釈を通じて、自分の強みを活かし、課題を克服するための指針を得ることができるでしょう。

    四柱推命の「月柱」を理解することで、仕事運や人間関係の改善、キャリア設計に役立つ貴重な情報を得ることができます。

    心より添う占い師・白惟【シロイ】は、四柱推命の命式に基づき、あなたの人生を豊かにするアドバイスを提供しています。オンラインで手軽に相談できるため、忙しい方でも安心して利用できます。

    仕事や恋愛、家庭生活において具体的な指針が欲しい方は、ぜひ一度ご相談ください。

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!

    この記事を書いた人

    四柱推命鑑定士の「白惟」です。「節目の法則」を使用した占いをしています。占いを通じて、多くの人が救われることを願っています。

    目次